2023.4.08
群馬県前橋市 G様邸

Before

After
使用材料
横暖ルーフS(グリーン)
工事内容
屋根カバー工法工事(約)
工事費用
¥1,100,000円(税込※足場代込み)
工事日数
屋根の劣化が気になったので、メンテナンスしなくていいような屋根材を探していた
群馬県前橋市で屋根カバー工法工事をおこないました。
今回もガルバリウム鋼板製屋根「横暖ルーフS」で施工していきます!
ふと思ったのですが、ガルバリウム鋼板はいつ頃から出てきたのでしょうか?気になったので調べてみたところ、1972年に開発され主に商業施設や公共施設に使用されていたようです。当時はまだコスト面がかかるため、一般流通しておりませんでしたが、時代が変わりコスト面のデメリットが解消されて今に至ります!
それでは工事の様子を見ていきましょう!
■ガルバリウム鋼板製屋根材「横暖ルーフS」


まずはルーフィングを下葺きするために、棟板金、雪止めを撤去してフラットにしていきます。隅棟は差し棟仕様でしたので、このまま被せることができます。


谷部分にルーフィングを捨て貼りし、3重仕様にします。谷は雨水が集水するところですので、万が一にも雨漏りしないように対策します。あとは軒先から100㎜被るように下葺きしていきます。

谷板金を納めて、墨を出します。
このラインで屋根材がそろうに加工します。

このようなカタチですね。
横暖ルーフは断熱材が入っているので、板金加工が慣れないうちは苦戦した思い出があります。

改修用雨押え板金を納めます。
外壁側に雨水がいかないように、壁止まりをつけて屋根側に雨水がいくようにします。


棟まで葺き上げたら、棟板金を納めるための下地である貫板を取り付けます。
オプションとして+料金を頂ければ、樹脂製の貫板にすることも可能です!


棟板金施工していきます。ジョイント部分にはコーキングを塗布して雨水が差し込まないように。
三又部分はまっすぐ芯が揃いましたね!あとはコーキングで雨仕舞処理すれば、完了です!

このような仕上がりとなりました!
屋根カバー工法は一番古くて60年前に神社・仏閣で施工されていたそうです。よほどのことがない限り、しばらくはノーメンテナンスで屋根は済みますので、皆さまも是非検討してみてください!
G様、ありがとうございました!!
記事投稿者:篠原 2023/04/08