群馬県藤岡市鬼石　A様邸　鬼瓦積み直し工事

【施工事例】傾いた鬼瓦を積み直し修理！放置は危険？対処法と費用も解説
こんにちは、浦部住総の篠原です！

今回は、「屋根の鬼瓦が傾いている…」とご相談いただいたお客様宅で、鬼瓦の積み直し工事を行った事例をご紹介します。

鬼瓦は屋根の端に取り付けられている装飾瓦で、厄除けや家の象徴として昔から大切にされてきました。でも実は、重くて落ちると非常に危険。放置してしまうと人身事故や雨漏りの原因になることもあります。


📷 Before：傾いていた鬼瓦
現場に伺ってみると、屋根の端の鬼瓦が前のめりに傾き、今にも落ちそうな状態でした。漆喰もはがれていて、中の土がむき出しになっています。



詳しく調査すると、内部で固定していた銅線が経年劣化で切れてしまい、鬼瓦が固定されていなかったことが原因でした。


🔧 鬼瓦の積み直しとは？
「積み直し」とは、鬼瓦をいったん取り外し、周囲の瓦も部分的に解体して、もう一度しっかりと固定し直す作業のことです。

具体的には：

鬼瓦を取り外す
崩れた棟部分を解体・清掃
新しいステンレス線で鬼瓦を締め直す
南蛮漆喰で補強しながら棟瓦を積み直す
という流れで進めました。








🛠 After：真っ直ぐになった鬼瓦に安心！
積み直し後は、鬼瓦がピシッと垂直に立ち、周囲の漆喰も仕上げました。これで台風や地震でも安心です！



お客様からも「これで落ちてこないと思うとホッとした」と嬉しいお言葉をいただきました。


💡 放っておくと危険！鬼瓦が傾いたらすぐに点検を
「ちょっとズレてるだけだから大丈夫かな？」と思いがちですが、鬼瓦は数十キロあることも。落ちたら車や人に当たるリスクもありますし、そこから雨水が入れば屋根内部が腐ってしまうことも。

ご自宅の屋根を見上げて、「あれ？鬼瓦が傾いてる？」と思ったら、まずは専門業者に点検を依頼してください。


💰 費用の目安
今回の工事は約12万円で、作業時間は1日以内。既存の鬼瓦や瓦を再利用できたため、比較的リーズナブルに済みました。また、計15カ所の鬼廻りの漆喰が施工されていなかったので、その分も含まれています。

破損がひどい場合や棟全体の補修が必要な場合は、10万円以上になることもありますが、火災保険が使えるケースもあります。


📩 まとめ：鬼瓦修理は早めが肝心！
鬼瓦のズレやグラつきは、見た目だけでなく安全面でも非常に重要なサインです。

「まだ大丈夫だろう」と放置せず、ぜひ一度点検をご検討ください。当店では点検・お見積りは無料で行っております！

お気軽にご相談くださいね。

記事投稿者：篠原　2025/05/14